行政書士の方波見です。
許認可を取り扱う行政書士としての最初の着地点はもちろん「許可を取得すること」です。
依頼者はまずそれを希望して依頼するわけで、その後の例えば顧問契約であったり事業運営上の法律順守等というのはまず「許可ありき」という話になります。
なのでまずはこの最初の着地点に到達するために私も全力を尽くしますし、依頼者と一体になって動きます。
その間にはいろいろなことがあります。
まずは許可取得要件を満たすかどうかの確認から始まり、お客様(依頼者)との打合せ、必要書類の作成・取得、その過程で行政との相談なども発生します。
難易度が高い許認可であればこれが果てしなく続きます。
その一連の流れの中では実にいろいろな人々が登場するのですが、許認可窓口によってその流れは大きく左右されます。
流れがスムーズなのか滞留するのかという意味で。
幸い私は窓口の方々に恵まれ、結構スムーズな流れを築いてきているんじゃないかと思っています(あくまでも「自分で思うには」ですが)。
窓口の方々と険悪な関係になって手続きに支障をきたしたことは殆んどありません。
中には異動に伴ってわざわざご連絡を頂く担当者の方も何人もいらっしゃって恐縮至極なくらいです。
その意味では私の「対窓口の方への対応」はそれほど問題があることはないと思っています(これも「自分で思うには」)。
そうは言っても例外事案はあります。
まあもうのっけから戦闘モードに入っているのでどうしようもないです(笑)
質問をしても何故か逆切れして質問を質問で返してくる吉良吉影に絶対嫌われるような人もいますし。
地方公務員法には以下の条文があります。
(服務の根本基準)
第三十条 すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。
(信用失墜行為の禁止)
第三十三条 職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
申請者(代理人)側とそれを許可する側それぞれ意見が分かれてそれぞれの立場から喧々諤々の議論になるのはいいと思います。
それ以外の「態度」「揚げ足とり」「根拠が分からないマウント」という言わば低次元な段階でスムーズに進まないのは考えものですね。
それじゃ復興も進まんわな。
こちらとしてはお客様から依頼された業務を進めなければなりませんので極力スムーズに進められるように対応しなければならず、意味のないものには対応している時間も労力もないのですが、まあ世の中にはいろいろな人がいるのでやむを得ないと思います。
お客様の依頼を達成することが目的ですからね。