ここ一か月程戦争のような仕事の状況でしたが、時間ができたので今日の午前中、久々に完全オフにして仙台市博物館に逃避行。
「空海と高野山の至宝」展を見てきました。
子供のころから私は歴史好きで、自分の年齢によって好きな時代も異なっています。
空海については「弘法大師」「真言宗」「金剛峯寺」というような一般的な知識しかありませんでしたが、数年前に司馬遼太郎の「空海の風景」を読み、惹かれるようになりました。
何と言えばいいですかね、教義云々というわけではなく(むしろ事業主に分類される私自身は判断するのも責任を持つのも「自分自身」ですから、言い方はおかしいかも知れませんが「頼るべきはまず自分自身」と固く信じている人間です)、空海自身のストイックな姿勢、努力、そして何でそんなことがデキるのと思わせる能力に自分自身を近づけたいと思うのですよ。
なんでも仕事に結びつけて考える俗な男ですよ。
まあ自分自身がまったくデキていないから、空海の湧き出すような能力に惹かれるんでしょう。
運慶・快慶の作品等、普段ではお目にかかれないような品々にも触れることができて、短い時間でしたが自分の心を元気にしてくれる時間でした。
今年も折り返し地点を過ぎ、事実上明日から仕事が始まります。
前半以上に充実した動きをしていきたいと気合を入れて、今日はもう少し仕事に集中します!