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常に知識の更新をしないと

正月にこれでもかというほど餅を吸収し、予定通り腹が鏡餅みたいになって実家から戻ってきた行政書士の方波見です。

1月の業務に備えて食いだめておくようなまさに熊ですな、熊。

さて、3大メガバンクがここ数年で業務削減を行うことを発表したのは最近ですが、その結果3万人分の業務削減になるのだとか。

私もかつてメガバンクそのものではありませんがメガバンク子会社に8年間在籍したことがあるので何となく分かりますが、意味が分からないような部署も確かにあり、その意味では業務削減はいくらでも可能なんでしょう。

ただ今回の業務削減は3万人の業務削減イコール3万人をリストラというわけではなく、その分主要部署にテコ入れするということだそうです。

そうは言っても「3万人分の業務削減」と言われれば従業員サイドとしては「すわリストラか?」と不安になるのはごく自然な話で、私自身が在籍していた当時も「営業店の削減」や「部署統廃合」という話が上層部から発表されるたびに「リストラが始まるらしい」「自主退職を募るらしい」という噂が飛び交っていました。

ちなみに当時の私が在籍した金融機関は約2年ペースで人事異動があったため、移動時期に人事部から封印された転勤辞令封筒が来ると発表まで仕事そっちのけでそわそわそわそわしていました。特に異動適齢期?の当人は顔面蒼白。

おっと脱線しましたね。ということで実際転職サイトの金融機関在籍者の登録者数も激増しているそうです。

そうした中現場で培った財務知識を持つ銀行マンを欲しがる企業も多そうだということ。突き抜けた知識を持っていれば決して転職を怖がることもないんでしょうね。ただこの点、私も決して他人ごとではないと思っています。

私の行政書士としてのメイン業務は「許認可」。

最終目標は「許可をとる」ということですから、過程は問題になりません。とるかとらないか。取らなきゃ困る、ということです。

どこで差別化を図るかと言う際に「私ならこの行政書士より許可をとれます」とは言えないんですね。何故なら許可が取れるか取れないかの要件はお客様の状況にかかっていることがほとんどですから。高難度許認可、行政書士の腕次第というケースもあるにはありますがレアなケースです。

じゃあどこで差別化かとなると、この行政書士建設業専門だそうだけど土木一式采配できるくらい精通している、産廃専門だそうだけど半端じゃなくリサイクルに精通している、この行政書士キャバクラの経営まで詳しい、人間性、ひょっとすると話が面白いなんていうのもあるかもしれません。

選んで頂く行政書士になるためには日々の知識更新が必要なんだ、と、今日も毛が抜ける思いです。

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