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戦争論とセンシティブ人間

プロイセンの軍人だったクラウゼヴィッツが著した「戦争論」はあまりにも有名です。
「戦争とは、別の手段をもってする政治の継続である」と戦争を定義づけており、現在の世界情勢を見ると「まさに・・・」と思うことが多いですね。

その中で「将帥」について、「将帥は分析力と総合力が発展して、驚嘆すべき判断力、すなわち洞察力となったもんのを持たねばならない」という言葉があります。

当事務所では今現在、拡大のための布石をちょっとづつ打っているところですが、読んだタイミングが良かったのか悪かったのか、自分にできるんだろうかと不安になる一方です。

そうは言いながら、クラウゼヴィッツはこんなことも言っていました。

「恐怖感を持つ人間は良いことよりも悪いことを信じやすく、悪いことは誇大に感じやすい。」

どういう局面であっても、怖いと思う心がなければならないのではないか。私はそう思っています。

コワいと思う心があるからこそ、万全の準備を整える。

組織のリーダーである人は、一見豪快そうでも緻密に物事をとらえている人が多いです。

トップ・リーダーは、人一倍繊細で、人一倍センシティブである必要があるのでしょう。

一休みして、またこれから考えます。

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