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【行政書士】そもそも何故行政書士になったのかについて①

行政書士の方波見です。

行政書士法人を設立して日々走り回っていますが、もろもろの状況に鑑みて個人事業から法人化しただけのことで、要は通過点にすぎません。
というか、漫然と過ごすだけで日々変化していかないと法人が立ち行きません。当たり前ですが。

そうする前にちょっと自分を振り返って考える時間が必要と判断したため、自分がなぜ行政書士になったのかということを書いてみたいと思います。40代のオヤジの回顧談のニーズは限られたマニアを除いて極めて少ないと思いますが。

中年になってから今のこのご時勢で学歴の話をするのはキモイことこの上ないのですがネタの前段として必要なので、私は学習院大学を卒業しました。

これだけ書くとオメ―おぼちゃまか何だカネに苦労してないんじゃんと思われる可能性がありますが、それはごく一部の選ばれた人間だけで、これには理由があります。

まず、極めて普通の家庭に育ったのは高校時代までで、受験直前に晴れて母子家庭になり、11歳離れた弟と母親で放り出された状況です。

もちろん大学なんて何ふざけたこと言ってんの、馬鹿じゃないのという状態。

とは言いながら現状何もない、カネもない、人間なんて信用できない(笑)というかなり底辺の状況で、自分自身学歴までなかったらどうしようもないということで執念の受験です。どうせやるなら名前の通ったところだと。下から上に成りあがってやるぜ的な当時の勢いです。
アホですね。

(その際に助けて頂いた、心の支えになってくれた人にはその時に何の御礼もできなかったので、これから私が全力で事業を進めて、完全燃焼して死んだときにあの世で報告します(笑))

学生時代はサークル活動やゼミ、学園祭など、およそ学生生活を満喫するような催しは一切参加していません。授業以外の時間はカネ稼がないと生活が維持できない。飲みに行ったのも数えるほどしかないですね。行ってみれば「大卒」を手に入れるためだけに行ったようなもんです。今時いるんですかね、こんな人。

半分意地だったような気もします。上流階級なにするものぞというような。

ただ面白かったですね。こういう状況になると経験できない経験ができる訳です。アルバイト先は転々とせず、東京で生活しているときは青山墓地、長期休暇や4年次は地元の親類の職場、この2か所以外ではアルバイトはしていないですが、本当に成長させてもらいました。

4年間ほぼ休んだことはなかったと思います。19~22歳の間に仕事上での人との付き合い方、接待の仕方、仕事の取り方、仕事に対する姿勢、仕事への打ち込み方、人の見分け方、観察力、ものすごく大事な経験をさせてもらいました。

もちろんそれらの経験をしたから自分は凄いんだということを言いたいわけではなくて、その経験をしなかったら自分は甘っちょろいクソみたいな人間になっていたんだろうなと思うということです。

こんな状態になると良く分かるんですよね。去っていく人がいる一方で変わらず接してくれる人もいる。

変わらず接しているようでいて実際は距離を置こうとしている人もいる。

買い物するスーパー等では身なりだけ(だいたい帰りは地下足袋姿で作業用の格好。その格好で入るのがおかしいと言われればそれまでだが、わざわざ昼飯を買う為に着替えるような時間もない)で判断されたりされなかったり。

そんな貴重な体験をしたのが良かったのか悪かったのか分かりませんが、一張羅のスーツに着替えて就職活動を始めたら、受けるところ受けるところ全部内定が出ました。面接でも面接官を話で笑わせたりするのが得意だったくらいなので。緊張したことはなかったです。

就職先を決めてこれまでのアルバイト先に挨拶に行った際に「辞めたらいつでも来いや!!」と言われた時には泣きましたね。

それで最初の会社に就職したわけです。

・・・次回に続く。

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