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行政書士になるまでの人生修行について④

ハイフィールド行政書士法人の方波見です。

私も大学に入る時期が来ました。

自分としても手に入れられるのであれば「大卒」という学歴は欲しかったので受験するわけです。

合格しましたが、ただ問題は金がない。

そんな自分を親戚が引き取ってくれました。夏休みと冬休みのそれぞれ2カ月づつは親戚の墓石屋でアルバイトをさせて貰う。

学校が始まれば土日でアルバイトをする。平日も時間があればアルバイトをする。むしろアルバイトの方が面白くなる。

それで生活費と学費は何とかなりました。

ほとんど学校なんて行っていません。

ただ、大学時代にやったことはアルバイトの他もう一つ。

「法律の勉強」です。

父親の事業失敗で否応なくそばで修羅場を体験し、「法律」の重要さを身に染みていました。

そうなると学部も法学部ですし、法曹関係の道に進みたくなる。ここで公務員志望は消えました。

ただ、この4年間で本当に貴重な経験ができました。

大人に気に入られるにはどうすればいいか。

気に入られるためにはどういう行動をすればいいか。

酒の席(すみませんもう出ていました(笑))で一番若い人間はどういう動きをすれば気に入られるか。

仕事はどうやって取ってくるのか。

本当に信用できる人はどういう人か。

誠実そうに見えてハラで足を引っ張る人はどう見分けるか。

誰と誰がつながっていて、どこに噂を流しているか。

18歳から22歳の若者が本当に人生勉強です。間接的ながら、この点だけは本当に父親に感謝しています。

もっといろいろ話したいですが「苦労自慢」といわれるので今回はこのくらいで。

その後、卒業後はやりたい仕事などそんなことは考えずとにかく安定収入を得るために一般企業に就職するのですが、はっきり言って「ぬるま湯」。

それまで戦場みたいなところで生きてきたので、ものすごく「クソ生意気」だったと思います。

ゴミ箱とか蹴とばして部屋の反対側へ飛ばしたりしてましたもの・・・。

もちろん数人、お世話になった方もいました。社会人としての「(茨城の山の中ではなく「都会の」振る舞い」や「大人の」振る舞いを教えて頂きましたね・・・。

が、基本的に私の周りはカネを得る苦しみなど今まで経験したこともない、というかそれが普通であり私が少数派なのですが、え、そんなもんなの?と違和感を覚えていました。

なかなか苦痛な感じがしていましたね。それなりに楽しいこともありましたが果たしてずっと定年までここにいるのかと思うと恐ろしい気がした。

なので、考え込むことが続くのです・・・。

このままでいいの?

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