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【自己紹介4】開業前に人生振り返ってみた

単身赴任は決まりました。当面収入が無くなる事態は避けたかったからです。

その時点で「行政書士」の資格は持っていたので、単身赴任から1年で諸々準備をして開業しようと決めました。

仕事はしていましたが余力はすべて開業後にどうするかを考えることに費やしていました。

たぶんここを間違うと沈んでしまうという

当時の年齢は37歳です。

まず反省しました。

①高校生の頃に「法曹関係」の職に就きたいと思ったのに、大学時代はアルバイトで生活するのが精一杯という状況を言い訳にして資格勉強をほぼしていない、その結果資格が取れなかった。

②就職して残業続き、それを言い訳にして資格勉強をしない。酒飲んでた時間があるなら有効に使えばよかった。どうせ転職するんだし。

③そうこうして37歳、おそらく転職するのはこれが最後、むしろ転職してもゼロからキャリアを始めるには遅すぎて文字通り給料もらって生きていくだけになる可能性が高い。

④思っているより今の選択を誤るととんでもないことになりそう。子供の頃に路頭に迷された自分が家族を路頭に迷わすことになったらシャレにならない。

京都の誰もいない独房のような部屋でこれを考えるのは非常にツラいものがあり、今でも夢に見ます。

そして結論を出しました。

①今持っている「行政書士」で独立しよう。それで食えなかったらもう諦めてどんな仕事でもしよう。そのときに自分の生きがいは捨てて、家族を食わせるためにだけ働いて終わろう。

②単身赴任1年間に行政書士について調べ、仙台に戻った際に実務を学ぶためにどこかの行政書士事務所に入ろう。

③時期をみて独立しよう。

あっという間の単身赴任1年間

1年間はあっという間でした。

行政書士とはどういう職業なのか、自営業者になるとはどういうことなのか、学ぶといっても日中は仕事ですのでネットや書籍だけですが、できるだけ情報を探りました。

ある時期に来ると「もうやるしかねえ」という心境になり、せっかく京都に来ているのでと観光めぐりもしました、ただ本当に金銭的余裕がなく、施設の拝観料や交通費等は額を見ながらでしたね。あとで改めて余裕のある心理状態で観光したいものです。

最終的にひとつだけ独立開業に際しての不確定要素がありました。

それは「仙台で求人を出している行政書士事務所がないっぽい・・・。」

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