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【自己紹介1】開業前夜のこと

行政書士法人を経営していますが、結局は私自身の「ヒト」がどういう人間であるのか。

頼んだことをきちんと結果出してくれればそんなのどうでもいいわ、という見方が大勢かとは思いますが、仕事の遂行能力を別にすれば結局はこれが一番重要であり、依頼する側としても得体の知れない人間に頼むよりはある程度分かっていた方がいいと思い、自己紹介をちりばめていこうと思います。

ちょっとだけ子供の頃

そうは言っても50男の子供の頃の話は読み物としても行政書士を目指す人、依頼頂く予定の皆様にとっても全くニーズはなく、生まれたばかりの写真を載せても自己満足と承認欲求以外の何物でもないと確信しているので、そこは省きます。

ただ、私自身は今でこそこんなイカツイ風貌ですが、吃音持ちの気の弱い小学生、中学生でした。言いたいことも吃音で発声できない。頭の中では完全に言語化できているのに言葉として表現できない。

セミナーや講演で話しまくり、お客様と時にはゲラゲラ笑いながら話している今からすると嘘みたいな過去です。

ただ、吃音という絶望的な状況を発声練習ともはや人格改造と言えるのではというレベルの思考の転換によってほぼ克服した(名残は残るものです)という事実・経験は今も大きな財産としてかけがえのない物です。

大学は出たけれど・・・

何も取り得がない私でしたし周りの同級生もそうだから、という理由で大学には行きました。

ところが入学間もないタイミングで父親が事業失敗。

母親と私とひと回り下の弟は車1台に身の回りの物を詰め込んで文字通り本当に夜逃げする羽目になりました。ああ、日中だったので昼逃げか。

とにかく中途半端に大学を辞めるのも癪だったので、アルバイトで授業料を捻出、幸いにも長いスパンで土日も日給を頂けるバイト先で卒業まで世話になって無事に卒業することができました。

極限まで仕事を詰め込んで必要な授業にだけ出て、出なくても試験だけ受ければいい講義は試験だけ受けてという極めて効率的な4年間を送りました。

結局こういう経験も役立つという。

貧しいと人は離れることを実体験

この時期はいい人生勉強になりました。正直大学の勉強などは何も頭に残っておらず、実生活のほうでよほど生きていくための知識と知恵はついた。

当時大学ノートに「生きていくための思考」と銘打って箇条書きにしたものが今も手元に残っていますが、「人を見たら泥棒と思うこと」「決して人に本心を読ませてはいけないこと」「信じられるのは自分だけ」あげくの果てには「優しくすると人間は調子に乗る」などなど、大学生活をエンジョイすべき成人前の人間の発想とは思えない文章が羅列しています(笑)

ただ、そういうバイブルをまとめるような環境であったことは事実で、バイト先で草むしりしながら嗚呼、俺には明るい未来があるんだろうかと泣いていたこともありました。

正直食べ物にも困りましたね。この時代を生きた母親と弟、私の3人は戦友です。

 

今まで付き合っていた友人・親戚も一斉に掌を返しました。ただ親戚に関しては迷惑をかけたことは事実ですので、冷たく当たられて当然ですから当時も今も恨んではいません。

ただ一人変わらず接して励ましてくれたのは祖父だけでしたね。私が最も尊敬している人物です。

極限状態から就職へ

大学3年から就職活動をしました。とにかく正社員として職に就くのが至上命題。「やりたい仕事」「やりがいのある仕事」なんて理想論なんて追っていられない。

とにかく職に就くこと。

その根性でやっているので面接側でも分かるんでしょうね。軒並み内定が出ました。

リクルートスーツで「御社の経営理念に惹かれました・・・」「私自身のこれまでの経験を活かして・・・」という就職ガイドをそのまま喋っている横で「生きるために就職しなければなりません」「採用して頂けたらコストの何倍もの御社の利益になるよう全力を尽くすだけです」と目が血走った茨城訛りの学生が皆さん印象に残ったんでしょう。

ちなみに一時期有名になった(今もご存命)カリスマ社長との社長面接が圧巻でした。

あのオーラは今でも忘れませんし、経営者になりたいというそこが出発点かも知れません。あの人は本当に凄かった。

とは言いながらいつまで就職活動を続けてもしょうがない。早く終えて卒業までにバイトで金貯めないと、ということで信販会社へ決定。

どういうサラリーマン生活が待っているのか・・・?

 

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