行政書士の方波見です。
年末からの入札参加資格申請の繁忙により更新が途絶えがちです。
そりゃ当初の頼みの綱がメタルスライムばりに逃げ出してしまえば予定も狂いますが、要は自分の人材選択・配置が甘かったということで悪いのは自分です。
次回入札は自分が常に目を光らせて絶対にお客様に迷惑をかけないように進めようと固く心に刻みました。
ただ、何とか入力まではほぼ完了し(未だ公表になっていない自治体もありますが)、最終チェックをして提出乃至お客様に押印を頂く段取りまで持ってくることが出来ました。もう少しです。
さて、そうした中、先週金曜は「産業廃棄物収集運搬業・積替え保管施設」に関する研修講師を行ってきました。
許認可を扱う行政書士業務として比較的メジャーな「産業廃棄物収集運搬業」ですが、「積替え保管」はいわば収集運搬許可申請業務の最終形態。フリーザで言えば最後の小さいヤツ、キン肉マンスーパーフェニックスチームで言えばフェニックスが出てきた感じです。
「産業廃棄物処理業」という大きなくくりで言えばさらに上を行く魔人ブウや悪魔将軍もいるのですが、要は収集運搬で言えば一番難しいという手続きです。
なんだか余計分からなくなりましたね。
えー、はい。そういうことでその積替え保管について話をしようとしたのですが、冒頭で「産業廃棄物収集運搬業の許認可やったことある方~」と聞いてみたところ約30名の出席者の中で3名。
ありゃ?それでいきなり難易度高めのやつ話しても駄目じゃね?
ということで、急遽「産業廃棄物とは何か」「排出事業者・処理業者の責任とは」ということを最初に説明させて頂いた次第。
なるほどと。
話す方も基本が分かっていないと説明できない訳ですから聞く方はいきなり聞いても分からんです。
せっかく皆さんが経営者としての貴重な時間を割いて聞きに来てくれるわけですし、費用もかけて来てくれている。
ならば娘が受験生なのに自らが少々風邪気味なので帰宅すると隙間風が吹く2階に強制隔離される行政書士でもいささかなりとも役に立つことができればということで基本から話をさせて頂きました。
概ね好評だったとは後日の行政書士会からの反応でしたが、反省点もたくさんありました。
ちなみに来月の14日は建設業の研修講師です。
今回の反省点を生かして話ができればと思っております。