行政書士の方波見です。
業務の合間を縫って子供の高校説明会に保護者として参加してきました。
その後の予定があったのでいつもの黒スーツで参加したため子供からはマフィアスタイルは勘弁してくれと言われたもののそれで押し通しました。
そう言いながらいいものを見せてもらったと思います。
その学校では生徒が説明会を取り仕切り、進行から司会からすべてを生徒が仕切った模様。
もちろん先生らしき方が数名ついてはいましたがあくまでサブ。下準備から何から全て生徒たちが考えたんでしょう。
その初々しさとそれでいて進行のうまいこと。
司会者は開始前に自分でメモしてきたらしき原稿を何度も見返して復唱していました。
それでいて始まってみると聞く人を退屈させないように動画を見せたり面白いことを言ってみたり、聴衆に問いかけを行ってみたり。
自分たちで仕切った説明会を何とか成功させてやる!というひたむきさをひしひしと感じました。
私が忘れていたことです。
5年間行政書士をやってくると力を入れるべきところ、力を抜いてもいいところの判断が出来てきます。
力を抜くべきところが「効率性」の観点からである場合は問題ないのですが、そうではない場合はただの怠慢・場合によっては慢心にすぎません。
(もちろん依頼業務についてではありませんのでご安心を。あくまで「自分の事務所の運営」に関してですので)
昔から戦争やって負ける方は情報不足と怠慢・慢心でヤラれてますからね。
その説明会の間、子供のことはほったらかしにして「オメ―ほんとに怠慢なところはないのか?」と自分に聞いて、絶対ないと言い切れる自信がない私がいたんですね。あ、マズイと。
高校生の「全力を尽くす姿」を見て反省しきりでした。
子供は子供で何かを感じ取ってきたようです。
子供も大人も得る者がものがあったという、すばらしい高校説明会でした。
俺だったらここ行くわ。