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行政書士前夜

行政書士の方波見です。

今年で開業6年目、日々息切れしそうになりながらも自分で自分を元気づけて続けていますが、この職業に就く前は普通の会社員・サラリーマンでした。

このブログもどうせ自己満足の域を超えることなく続いていくんだろうなと思っていましたがここにきてお客様やら同業者やらから「ブログ見てます」リアクションを受けて結構動揺しています(笑)。ギョウセイショシハドウヨウシテイル。

そんなわけでこのブログも「見ているヒトがいる」という前提で書く必要がありそうなので(今まではちがうんかい!)、まずは自己紹介を兼ねてしばらくは個人的なことを書いていきたいと思います。

そうは言っても最近子供に「天ぷら臭い」と暗に加齢臭の入り口に立っていることを指摘されている43歳の強面行政書士の幼いころの生い立ちを聞いても社会的な有益性は限りなくゼロに近いので、独立して行政書士になりたいとか行政書士の資格を取りたいと思っている方向けに必要そうな部分だけ書くことにします。

なんだっけ、そう、普通のサラリーマンでして新卒で信販会社に就職。メガバンク系列の信販会社で今も社名を変えて存続中です。いまでも当時の同僚・先輩・後輩とFacebook等でつながり、たまに電話で話すこともありますね。そうはいっても悲しいかな、そういった機会も徐々に減ってはいますが。

そこで営業と債権管理の仕事をしていました。
営業の経験をしたというのはその後行政書士になって「自分で仕事を取らなければならない」という現実に直面したときにプラスになった気がしますね。

今でこそウェブ等を利用した営業が目立ちますが、当時は特攻隊という表現が合っていたかも知れません。営業手法の違いはありますが最終的には人と人という関係は変わらないと思います。

債権管理は貸付した債権の管理業務です。信用調査、回収、訴訟や強制執行等の法手続き。これらの経験はその後法律的職業に区分けされる「行政書士」になる下地になったと思います。

が、あとで書くように私的には行政書士が「法律的職業」という気が薄いんですけどね。その辺は徐々に。

信販会社には8年勤めました。規模的には安定した会社でしたので、今でも「あのまま退職しなかったらどうなってたのかな~」と思うときもありますね。当時の上司も今や支店長や部長クラスで活躍している人がいる模様。その一方で辞めた人もかなりいるらしい。少なくとも辞めてなければ毎月の家賃や人件費等の資金繰りに頭を使うこともなかったかな(笑)

ただ退職したきっかけは何だったのか。
新卒で8年勤めると30ですからね。妻子持ちだし。

給料はそれなりに昇給していましたし社宅住まい。

それでも自分なりにその時点で考えていたんですよね。簡単に言えば

「このままではマ・ズ・イ」

と。

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