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そうか、成人式か。

巷では成人式のようです。
おめでとうございます。
こちらは成人の2倍以上生きてしまい、全く考えていませんでした(笑)

こんな私もありましたよ、成人のときが。

ちょっと久しぶりに学生時代に触れてみます。実は学生時代の楽しい記憶がほとんど無く、見事に記憶が曖昧なんですよね。
ブログを書かなければ、思い出すこと自体なかったでしょう。あえて記憶のダークサイドコーナーに封印してある。

40過ぎた人間が「大学時代は云々」と話すのもかなりイタいですが、自分を知ってもらう材料の一つとしては、丁度いいかも知れません。

学生時代、19・20歳のときは東京で一人暮らしをしていました。場所は豊島区大塚。周りは風俗街(まさか今になってその開業にたずさわることになるとは思いませんでしたが・・・)で、確か尾崎豊の葬儀が行われた護国寺も近所でした。

高校時代に数学で100点満点中「2点」ををたたき出した(同じく「3点」をたたき出した同級生のケンちゃんとはライバル同士でした)スーパー文系人間の私は国立大学を受験する頭脳がなく、法学部ばっかり「早稲田大学」「明治大学」「学習院大学」「法政大学」「日本大学」「専修大学」の私立オンパレードを受験し、「明治大学」「学習院大学」「専修大学」に合格。

学習院大学に決めたのは、試験官のおねいさんがとても綺麗だったことと、名前のブランドだけでした。
実際は大学どこへ行ったかなんて、ラーメンマンの親父はソーメンマン位のどうでもいい話なんですけどね。そのときは真面目に考えました。

で、大学1年の半年くらい過ぎた頃でしょうか。ま~あ勉強なんかやってる場合じゃねえべ的な、そもそも生存できるのかという状況に追い込まれまして、稼ぎに出ました。

最初はひょろひょろで絶対に使えなかったはずの私を皆さん鍛えてくれました。この頃出会った皆さんには心から感謝しています。

その時の経験、4年間の経験は、私の財産ですね。大学の経験じゃないです。大学で得たものはハッキリ言って何もありません。就職するときに卒業した事実がないと面倒だから卒業したというだけです。

この時期、去っていく人もいれば、心から心配してくれる人もいた。人間ってこんなに豹変するものなのかという経験もしましたし、普段素っ気なくてもその優しさが伝わってきた人や、変わらず見守っていてくれた人、人を見る目がついた時期でもありました。
今思い出しましたが、草むしりをしながら将来が不安で、1人で泣いたこともありました。泣くなよ情けねえ(笑)

こうなったら勉強なんか後でやればいいや、という状況です。日曜から月曜まで、基本はアルバイト。地下足袋姿でつるはしを持って、ヘルメット姿で青山通りに登場したときは、周りがドン引きしていましたね(笑)軽トラックの荷台に数人で乗り込んで移動した際はまるでゲリラですよゲリラ。
ただ入学した以上、卒業だけはしておこうということで、出席しなければならない講義だけ出て、あとは試験だけ出て、結構余裕で卒業しました。
確か4年次は2科目だけ取れば卒業できるような状態にしておきました。要領だけは良かったんですね。

結論として、見事、絵にかいたような勉強していない「法学士」が誕生しました。卒業証書はどこかにぶん投げてあってどこにあるか分かりません。

その一方で、アルバイト先で様々なスキルを覚えました。

1.日本酒は2人で2升(要は1人一升)飲める
2.寿司は5、6人前用の皿を全部1人で食える
3.なぜか風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律だけは詳しくなる
4.合コンで「アジアの某国の青年実業家」という設定で登場すると、みんな信じる etc.

・・・これもあまり役に立たないような。

こうして妙にすれて、かつ、成り上がってやる感でギラギラした成人が完成したわけです。

今思うといい経験だったし、面白いこともあったな。

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