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【行政書士】そもそも何故行政書士になったのかについて②

行政書士の方波見です。

およそ自己満足以外の何物でもない記事の続きです。

最初に就職したのは大手銀行系信販会社でした。

最初に洗礼を受けたのは、営業課の上司からの「お前のアルバイト先に営業に行かせろ」という指令。

分かってるんですよね、バイト先の社長、信販会社とは相容れない事業だし社長自体昔気質の人だということが。

何より「辞めたらいつでも来いや!」とまでいってくれた社長をいきなり営業先として売るような気がしていやでいやでしょうがなかったです。

当時新入社員だった私は「いやー、おそらく承諾しないと思うんですが・・・」というできる限りの抵抗を試みましたが、通じるはずもなく・・・。

結局後味の悪い結末となりました。予想通り。

営業課としては例え成約に結びつかないことが明らかでもその月の「営業見込先」としてカウントできれば良かったということです。

今曲がりなりにも自分で経営側として見てみると、全く意味ないですね(笑)時間は有限ですから極力無駄は省かないと。

そんなこんなで8年間勤めました。社会経験は大学4年間でたくさんしてきましたが、「会社」という組織を学んだ8年間でした。

8年間勤めて事業者金融に転職しました。

ここは前職のように規模の大きな会社ではなかったのですが、各部門で「仕事がデキる人」がたくさんいました。

営業のプロ、法務のプロ、マネジメントのプロ。

本当に魅力的な人が多かったです。転職組も多い会社だったので、話していると本当に勉強になることばかり。

ところが時代の流れから会社自体が次第に縮小していってしまい、最後は親会社に吸収されてしまいました。

この縮小過程で行政書士の資格を取得したんですよね。

時効だから言いますが、新卒で入社した会社にいる間は司法書士の勉強をしていました。悲しいかな、私の能力では両立は難しく、東京時代は速く見積もっても夜10:30帰社の翌日6:30に家を出る感じでしたので平日はほぼ勉強にならず、土日は・・・という感じで要は意思も弱い。
仙台の支店へ転勤になってアパートも会社から近くなり時間ができると思いきや、近ければ近いで早く帰ると犯罪者(笑)的な風潮で、定時で帰る人間は変わった人と思われていましたのでここでも意思を貫けない・・・。

ダメダメな感じで中途半端でしたが、転職した会社がメリハリの効いた感じでしたので、これを利用しない手はないと行政書士を取得したという流れです。

会社の吸収は震災の直後だったのですが、全支店閉鎖という理由はありましたがまさかの5か月後に仙台から京都にすっ飛ばされました。単身赴任させてもらいましたがこのことをきっかけにして退職を決意。決意しましたが以下の点を考慮すると家族から見れば極悪でした。

1.35歳過ぎ
2.持ち家でバリバリ残債あり。
3.子供2人(小学生)

希望退職して仙台に戻ってきました。

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