行政書士の方波見です。
許認可業務を行う際に不可欠とも言えるのが「納税証明書」。
私も開業した当初は国税なのか県税なのか市町村税なのかそもそもどこに取りに行けばいいのかチンプンカンプンでしたが、業務を進めていくうちに分かりました。
基本的にどの許認可では何の納税証明書を出すかがカチッと決まっていますので、あとはカタにはめて提出すればいいだけです。
そのかわり出すべきものが出せないと困りますが・・・。
さて、そうした中で「酒類販売業・製造業」に関する納税証明は外と少し違っています。
「現在において市税の滞納がないこと」
「過去2年間において市税(県税)の滞納処分を受けたことがないこと」
この2項目の証明を受ける必要があります。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そうなると、特に市町村で多いのですが、市税窓口に行ってその旨を説明すると「は?」という対応を受ける場合があります。
そんなん知らんと。
確かに、新規でそうそう多い許認可でもありませんので分かります。
そういわれてもこちらとしては納税証明書を税務署に提出しないと許可が受けられませんので、やむなくこちらから動かなければなりません。
こちらで「証明書」を作り、市町村から「上記に相違ない」旨を証明してもらいます。
納税証明書、奥が深い・・・。