ハイフィールド行政書士法人の方波見です。
行政書士法人としてはしぶとく生き抜いております。
弊社のサポートの中心となるのが「許認可」「補助金」ですので、率先して生き残る・成長する法人でなければお客様に対して説得力ありませんからね。
また、このコロナウイルスの影響で一時期相談が落ち込んでいた「外国人」関係もすこしづつ増えてきた感じでしょうか。
弊社としても東北初の建設特定技能をサポートした関係上、外国人業務にもしっかり貢献していきたいと思っています。
さて、タイトルにも掲げたこの新型コロナウイルス感染症の時期だからこその「行政書士は食えるか論」です。
この言葉は行政書士に対して様々な場所で投げかけられる言葉であることに異論はないはずです。SNS等でもこの話題に触れると反応が濃いです。毎回。
ただこれ、いつも私言ってるんですがどの仕事だって結局同じなんですよね。どの道にも食える人もいれば食えない人もいるわけで、なんか最近は「食う」「食わない」という言葉自体がなんかイラっとくるような(笑)
かくいう私自身もサラリーマンから独立する際に「お前行政書士になるんだって?あんな食えない資格でどうすんの?」と上司に言われたクチですが、ぶっちゃけその言ってる本人が経営した経験自体皆無なわけだし、希望退職になってもどうせ会社にしがみつくんだろうし、説得力ゼロなわけですよ。
行政書士やってる側の立場からすれば、食う食わない以前に家族と子供と年取った親かかえて独立してるわけなので「食わなければならない」一択しかないわけで。
自分で覚悟してやった以上はそうする責任があるわけですから。
何をもって「食える」のか定義は全く分かりませんが、例えば許認可や補助金を扱う立場として企業をお手伝いする我々としては、そのアドバイスする側が日々の生活に困窮して「やっと食える」レベルだとしたら、アドバイス受ける側は果たして安心して相談できるのか?という話になりますよね。
なのでもう走り出したら一般道でアクセルを床まで踏み込むくらいの勢いでやってくしかないわけですよ実際。経営なんて走り出したら止まらないんですから。スタッフも抱えて。
新型コロナウイルス感染症は収まる気配はなく、実際に行政書士業務でみてもその影響は外国人関係などにみられています。
逆に先に触れた給付金関係を業務とするケースも増えているようですが、報酬の面でも疑問ですしそもそも継続性はない。来年この業務があるかといったらまあないでしょう。自分でできますもん。
なのでいかに業務を選択するかという判断が重要になってくるわけで、しかも時代の流れにうまく乗れるようにアンテナを張っていなければならない。
事務所を運営するのは遊びではできないです。規模の大小にかかわらず生きるか死ぬかです本当に。
なので食えるか食えないかレベルはどうでもいいなと、そこでああだこうだ言っても何にもならないです。
前進しましょう。