令和4年11月13日は行政書士試験でした。
毎年11月のこの時期に行われるこの試験、書く言う私も10年以上前に受験して今があるわけですね。
さて、行政書士試験を通過して合格すると基本的に3つの方向に分かれると思います。
既に民間企業に就職している、またはこれから司法書士試験などを受験するための力試し、というケースです。
行政書士試験はひととおりの基本的な法律を勉強しますし、行政法については幅広く勉強しますのでこういった知識を今の仕事に生かすにはなかなかコスパの良い資格かな、と思います。
行政書士を含む士業は継続的に求人を出しています。ただ、正直ストレートに「行政書士事務所」「行政書士法人」が求人を出しているケースは他士業ほど多くありません。まあそこが行政書士業界の厳しいところではあるのですが・・・
司法書士事務所は税理士事務所が行政書士の求人を出すケースは結構多いです。これは例えば司法書士事務所、税理士事務所において「行政書士業務」が発生するためです。
あとはこれですね。
独立の方法はいくつかあるでしょう。
資金が潤沢ならいきなり独立もありかも知れません。協力者がいる、例えば実家が全面的にサポートしてくれる、奥さんの実家がサポートしてくれる、それはそれで最大限活用すべきです。
ただ、そういう恵まれた人はごく少数。
大多数は「士業事務所に勤めながら経験を積んで独立する」「独立してもアルバイトなどで収入を確保しながら徐々に本業としてシフトさせる」いずれかになるかと思います。
どのような資格の使い方をするか。それは人それぞれです。
ただ、それまでの生き方に多少なりとも疑問がある場合、「いまの職場でいいのだろうか」「今の仕事に疑問を感じている」、その他様々な悩みを抱えているとして、資格を持つことでがらりとそれからの人生を変えることも可能であるのがこの資格です。
何故なら私自身がそうだったから。
せっかく時間を費やして取得した行政書士資格です。
この機会に自分のこれまでを振り返り、自分のこれからの人生にこの資格をどう活用させていくか、考えてみてもいいと思います。
自分の人生は自分が主役で、しかも一度キリですからね。