行政書士の方波見です。
先日警備業の許可申請をご対応させて頂いた社長さんから切羽詰まった電話を受けました。
どうも許可管轄たる警察署の立ち入りが入っているナウと。
これは特段問題があってという性質のものではなく、新規許可後に適切な運営がなされているか否かをチェック・指導するためのものです。
そうは言っても「ちょっと様子がおかしい」と。
警備業を行う営業所に関係書類を保管しなければならないところ、営業所たる本社に書類が保管されておらず、別のところにあるとはどういうことだとヒートアップしているとのこと。
もちろん社長も焦っているのですが、社長もなぜにそんなに警察官がヒートギズモみないに真っ赤になって怒っているのか分かりませんし、申請した私としても怒られる筋合いがない。
とりあえず社長へは「今そこで警察官がヒートギズモみたいになって怒っている事務所を警備業の営業所として申請しているんだからそこに書類があって当たり前だし、登記上の本店たる社長の自宅に書類があったらそっちのほうがおかしい」ということを説明し、申請書の控えも確認するように伝えました。
一旦電話を切って約10分。社長から電話がありました。
「警察が申請書の見方わからなかったんだって・・・」
どうも登記上の本店が社長の自宅で、事務所として使用されていないことも理解できなかった模様。
よくあるケースなのですが、全てにおいて初めてだったようです。
いや、だったら怒らないで・・・おまわりさんに怒られたら色々な意味で怖いので。
とにかく問題なくて良かったですが。