さて、医療法人設立認可申請について書いています。
前回までは概略といいますが、医療法人設立はこんな流れで進めますという話でしたが、ちょっと細かく書いていこうと思います。
一般的に診療所や歯科クリニックを開業する場合、最初は先生方が「個人事業」という形態をとることが多いのではないでしょうか。
その意味では「個人事業主」ということです。
個人事業として開設し、ある程度経過してから法人化(医療法人化)する流れが一般的かと思います。
では法人化するタイミングはいつなのか。
個人事業(個人開設)と法人(医療法人)で、どちらがどのようなメリットデメリットがあるかというと、まず以下の点が挙げられるのではないでしょうか。
医療法人の方が個人開設に比べて有利な点があります(売上にもよりますが)。
医療法人の方が手続きが煩雑・複雑と言えます。
医療法人の方が自由度が低く、一定の決まりがあります。これに比べ個人開設は自由度が高いと言えます。
医療法人化した場合の方が事業拡大の可能性が高いと言えます。
個人開設は制限がありませんが、医療法人の場合は一定の制限があります。
次回以降、詳しく説明していきます。